【002 グローバル戦略立案】

製造業といっても、自動車メーカーや電機メーカーのようにコンシューマー向けの企業と、それら企業に対して部品を供給する企業、部品を構成する部材の加工をする企業など、特性は様々です。

ただ、賃金の安い新興国が台頭し、経済発展著しい巨大マーケットが次々現れてくる昨今のグローバル社会において、日本のなかだけでの競争を考えるのではなく、世界中の企業と競争していく、自社の戦略を立案するという点では共通しています。

技術優位性をどう担保し、調達部品をどこから調達するのか、それぞれのマーケット・ニーズにどう対応し、どのようにマーケットに供給するのかを検討する。

グローバル戦略をさらに分解して、営業的な視点での海外展開を検討する会社、主力生産拠点を海外に移転することを検討する会社、調達部品をどこからどのように調達するのかを検討する会社など、自社がフォーカスしたいテーマに絞ったグローバル戦略を策定している企業が多くみられます。

そういった意味では、日本国内で考えていたビジネスモデルを、世界全体でビジネスモデルを再構築することです。

どこのマーケットにどこで生産し運ぶのか、生産の際に使用する部品をどこから調達するのか、営業戦略・生産戦略・調達戦略・物流戦略など、今までやってきたことと同じです。ただ、他国における法規制や技術、従業員のレベルなど、日本ではある一定以上の保証があったものが担保されない国において、どう事業展開をするのかは、個別に調査・分析を行って、戦略を立てる必要があります。

グローバル戦略策定に3ヶ月程度、それぞれの個別戦略においては、現地調査含めて半年から1年というプロジェクト期間で、プロジェクトを進めている会社が多くあります。