【003 グローバル価格決定戦略】

自動車業界では、毎年、価格低減目標が設定され、OEM-Tir1-Tir2といった業界ピラミッドの上からの圧力で価格コントロールされています。

国内においては、競合他社との技術面、品質面での差が出にくいなかで価格競争に巻き込まれ、ぎりぎりの原価低減をし、利益を削って事業規模を確保しようとするのは当然。

しかし、海外市場に目を向けてみれば、限界利益で勝負しなくても、技術優位性、品質優位性で付加価値の高い製品として売れるだろうし、要求される品質が低い市場においては、高品質のもの自体が付加価値を持たない場合もあります。

グローバルコスティングの考え方を確立し、市場の競争原理、戦略のなかで、それぞれの市場でどういった価格で勝負をしていくのかを検討する時期に、日本企業は直面しているのだと思います。