【009 VE/VAの案件管理】

VE(Value Engineering)/VA(Value Analysis)の違いって、考えてみたことがありますか? 

各社それぞれの定義で使っているケースが多いのですが、グロービスからでているMBA経営辞書によると、VEとは、価値を機能とそのためにかけるコストとの関係で把握することである。

これは、価値を高めるための、機能とコストの最適組み合わせの実現を試みることである。一方、VAとは、バリューチェーンをベースとして、研究開発からアフターサービスに至るまでの事業活動について、競合と自社の強み/弱みを把握し、競争優位性を確立するためのヒト・モノ・カネの資源の配分を考えることと定義されている。

前振りはよいとして、ある程度成熟した製造業であれば、どこでも行われている活動だと思います。

しかしながら、その案件管理はどうかといえば、せいぜい検討を行ったVE/VAの検討レポートが管理されているだけではないでしょうか?

しっかりとまとめられているレポートだとしても、レポートは読まなければ内容がわかりません。担当が変われば、同じことを検討してしまうかもしれません。

また、このレポートの管理が、品番などに紐づけて管理されているような場合、品番違いの同じ部位について効果があることに気付かずに、適用検討もされない可能性もあります。

恐らく、取引先からの提案も含めると、膨大な数の案件があるはずですが、それらを効果の高いもの、適用範囲の広いもの・・・適用部位などで検索をして、過去の検討結果を比較してみることができる仕組みがあれば、最適なVE/VA業務が実行できます。