【017 未来を描く方法】

人間は今まで不便だと思うこと、面倒だと思うことについて解決しようと考えてきた結果、新しい技術を生み出してきたと思います。

自動車を例にとっても、そうだと思います。かつて不便に思うこと、面倒だと思うことを解決してきたと思いませんか? 

高速道路でのお金のやり取りが面倒でETCが生まれ、雪道でチェーンをはめるのが面倒で、スパイクタイヤになり、スタッドレスタイヤになった。目的地まで行くのに、地図を広げていたのが面倒で、ナビゲーションシステムが生まれた。

これからの自動車を考えるときに、今、不便に思っていること、面倒だ嫌だと思うことを列挙してみると、それらを解決された姿こそが未来自動車なのだと思います。

 ・渋滞は嫌だ、特に高速道路での渋滞は・・・
 ・運転中、眠くなる
 ・夜間の運転中、対向車のライトがまぶしい
 ・ハンドル操作を誤って事故
 ・駐車場ではいつも場所を探して大変
 ・車庫入れは今でも苦手
 ・ガス欠・・・そもそもガソリン入れるために移動?ありえない。
 ・タイヤの交換、パンク
などなど、まだまだ出てきます。

恐らく数人でブレーンストーミングをしたら、数百のクレームが出てくると思います。

それに対して、それに関係する機能部品がなくすることはできないのか、究極変化をするとしたらどうなるのかを考えると、いろいろな技術課題が出てきます。

夜間、何故、ライトが必要なの? まぶしいじゃん。暗い夜道もセンサーで人・物の存在がわかるなら、それをフロントガラスに投影すれば良いのでは?とか、
ハンドル操作を誤るのは、ハンドルはタイミングよく、正しい回転数回さないと、とんでもないところに突っ込んでしまうからで、道の分岐点における判断だけを指示するのだとしたら、選択型のデバイスが良いのではないかとか・・・

部品会社もいつか自分が供給している部品がなくなってしまうかも?と思ったりしないのでしょうか? 時代を先読みして、技術開発を進める。

今は、同じものを作り続けるのではなく、必要とされるものがなんなのかを見極め、その技術開発を先行させることが必要なのではないでしょうか。

売れるものを企画せよというが、既存技術の組み合わせだけでできるものは限定されます。